俺に堕ちろ!
「じゅんぺ~ぇ♪」



由美が高い声を出しながら俺に近づいてきた


『由美!どうした?』


俺は机に肘ついてもう片方の手を由美に向け迎え入れた。



「順平!今度の日曜日どっか連れてってょ」


何処からそんな声でるんだか



『あ~俺金欠でさぁ。どこも行けねんだわ』


めんどくせ~し



「え~つまんない~」


はぁしょうがね~な


『だったらさ。……家来いよ』



由美は顔を赤くしながら頷いた。



「じゃ~楽しみにしてるね」



急に潮らしくなっちゃって女って直ぐこれだ


『あぁ。じゃあ教室に戻ってなさい!』



俺は明るく言った



「はぁぁ~い♪」



俺は由美が見えなくなるまで手を振った




疲れる




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