校庭の隅、青空の陰
君無しの 人生なんて ありえない
空気がなけりゃ 呼吸はできない

逆立ちを しながら公園 君を待つ
二分遅れて 恋路始まる

帰り道 君の隣に 僕がいる
これってやっぱり 奇蹟なのかな?

僕は右 君は左の 手を繋ぐ
失いたくない この手の温もり

手を握る 瞬間僕は 君になる
願いはひとつ 時間よ止まれ

秋の暮れ
「遠慮しなくて いいからね」
君の言葉が 時計を止める

二人乗り 僕の後ろに 君がいる
ただいつまでも そうどこまでも

白くなる 地面粉雪 君の息
それでも君の 手は温かい

三年間 いつも同じの 通学路
変わったことは 君横にいる

言の葉に 想いを込めて 伝えたい
照れ臭いけど ただキスガミキ

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