私のスイートダーリン。

本当に近づかないで。
苦手だし。無理だし。

「はあー?嫌がるとかありえないんだけどぉ。」

私の手を引っ張る男。

まじ怖い。誰か助けて。



助けてー――……。



ドカッ


鈍い音。


男に捕まれた手の感触が一気に無くなった。


目に映ったのは

あの男達と


佐野だった。



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