私のスイートダーリン。

ほんと?
これ夢じゃないよね?

「なあ、……返事は。無理か?」

無理なわけなくない?

だって、こんなに好きなんだから…

「めちゃくちゃ好きーぃ」

泣きじゃくる私。

「…な、泣くんじゃねえよ」

頬を染めながらも私をあやす佐野。

いつまでも、泣きやまない私に佐野は反対の方向を向きながらも、頭を撫でてくれた。

そんなことしたら、嬉しすぎてまた泣いちゃうかもよ…。


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