私のスイートダーリン。
「えーっ、つまんない。」
つまんないって…
「だってたまには、亜季とガールズトークしたいもん。」
ぶーってふてくされた愛は、私の机によりかかる。
そりゃ、私だってしたいさ。
だけどいないもん。そんな人。
「まあね、佐野くん怖いし。笑ったこととかなさそーじゃん。」
そりゃ見た目はね。
だけどさ、
「……笑ったよ」
佐野は笑った。
私近くでみたもん。
何か言った?というような目で見てくる愛。
「何でもないよっ」
別に、言いたかった訳じゃないから何度も言わないよ。ただ、気づいたら口にでてた。