恋する少年 2nd
「なぁ、どうなんだよ
おまえは??」
「・・・・・・なにが?」
祐次がなにを言いたいかなんて、
考えなくてもすぐにわかるけど答えない。
答えたくない、だって・・・・・・
「無理だろ。
こいつ何気にへたれだし」
さっきまで机に顔を伏せていた雄大が、
サラッと言いのけた。
こいつ・・・・・・
「なんだぁ?それ?」
不思議そうな祐次の顔はウケる。
でも今はそんなの言ってる
ヒマないわけで、必死に雄大の口を塞いだ。