恋する少年 2nd
「それにさ?
勇作は朝なかなか起きないし!
起きても寝起き最悪だし!
全っ然モテる理由がわかんな・・・・きゃ!」
まだしゃべってるのにもかかわらず、
俺は千秋を抱きしめた。
ふるふると震える肩で、
目にいっぱい涙をためて、
赤い顔している千秋が、
すごく、すごく愛おしい。
いいのか・・・・・・?
こんな事して、
俺完全にそう思っちゃってるぞ?
千秋は俺が好きなんだって。
千秋も俺の事が好きなんだって・・・・・・