『夢のつづき…』



朝からの雨が雪となった、一月の寒い日…


引っ越しの日が来た


下調べをほとんどせずに、新築マンションという理由で物件を決めてしまった…

でも、会社にも近くなったし、駅からもそう遠くない…

レンガ風の外観も気に入ったし…


アルバイトらしい若者のテキパキとした段取りで、悪天候の中でも次々と荷物が部屋に揃ってゆく…


申し訳なさ気に渡した缶コーヒーに笑顔で春先の忙しさに比べたら、寒い方がいいと言ってくれた…


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