『夢のつづき…』
不思議顔の私に向井さんが気付いた…
『あ…コイツ、沢村…仕事仲間で飲み仲間…ってとこかな…』
敬子が沢村さんに歩み寄った…
『知らなかった…こんなカッコイイ友達がこの人にいたなんて…』
向井さんが沢村さんの肩を組んで…
『ずっと、海外に行ってたんだよ…しかも、コイツ…エリートだし…でも、オレは先輩だからなっ』
沢村さんか…見るからに寡黙そうで、向井さんとは正反対に見える…
口数が少なさそうだからか…落ち着いているからか…
少し、冷たそうな人…