『夢のつづき…』


私はただ隆の話しを聞いていた…

『可奈、もう一度会ってくれないか…』

その言葉を聞いた時、私は声にならない気持ちが膨らみすぎて、張り詰めた糸が切れた…

『どうして、彼女と別れたの…』

その問いに隆は…

『何となく…合わなくて…』

と答えた

私はたまらない気持ちになった…


あの頃…

私は隆が大好きだった…

嫌いで別れたんじゃないから離れたあとも好きだった…

だから私は苦しかった…

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