『夢のつづき…』
店に入ると…
奥のテーブルに、向井さんと沢村さんが二人で飲んでいた…
私は見られたくない現場を見られた気がした
二人に気付かないふりをして、彼とカウンターに座った
一緒にいる彼が何を話したのか、数分後には忘れる程、どうでもよかった…
ただ、次々とカクテルを頼んでは…飲み干した…
徐々に酔っ払ってゆく私を見て…
彼はいやらしい微笑みを浮かべていた…
今、私がしていることは女として一番嫌いなタイプ…
それが今の私だ…
最低だ……