『夢のつづき…』


彼が席を立った時、今のうちに黙って帰ってしまおう…

と思った…その時

沢村さんが私の席に来た…

『飲み過ぎだ…』

沢村さんの顔は怒っている…


『あの男、好きじゃないだろ…』


恥ずかしかった…

沢村さんに見抜かれた事が…

こんな私を見られた事が…


『沢村さんには関係ないでしょ』

強い口調で思わず言い返してしまった…

沢村さんはそのまま席に戻っていった…


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