『夢のつづき…』
戻ってきた彼が、ニヤリと笑って、私のバックを持つと外へ出て行った…
足元が少し頼りない自分の状況も…
この男がこの後何を望んでいるのかも知ってて、私は席を立った…
沢村さんが、その時立ち上がって私を見ていたのも視界に入っていた
タクシーに乗せられて、家とは反対に車は走る…
男はジロジロと私を見ながら、脚を触りはじめた…
コイツ…サイテー…
最低なのは私だ…
自分で自分を傷付けて、前の痛みを消せるとでもいうのだろうか…