『夢のつづき…』
身体が震えて…
声が出ない…
『早く、風呂…入ってこい…』
沢村さんの言葉に私はただうなずいた…
シャワーを浴びて…必死に落ち着きを取り戻す…
そして、今日の自分を反省した…
情けなくて…
涙が止まらなかった…
部屋に戻ると台所に沢村さんがいた…
沢村さんも濡れていたんだ…
今さらながら、タオルを渡す…
沢村さんはタオルを首にかけると
『勝手にやったぞ…』
と私にコーヒーの入ったカップを手渡した…