『夢のつづき…』


『あの…恋人は…』

『どうかな…』

沢村さんが意味深な顔をして笑った…


そんな…真っすぐに見られると、とてつもなく恥ずかしくなる…

まるで、心の中を読まれているような感じ…


この人…不思議…

だけど、引かれる…


『さてと…ごちそうさま…』

沢村さんが立ち上がった…

『じゃ…オレ、帰るわ…』

本当に料理を食べに来ただけか…

『あ…ハイ…』

私…今どんな顔してるんだろう…

私…淋しそうな顔しちゃったかも…

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