『夢のつづき…』


『もうすぐ、始まるみたいね…』

敬子が向井さんを目で追いながら言った…


向井さんがカメラを持って、何か真剣に確認していた


私の知ってる向井さんとは違う…

仕事の顔になってる…

敬子はそんな向井さんに釘づけだ…


『向井さん…なんか、カッコイイね…』

私が敬子に耳打ちすると…

『えーっ?そう?』


なんて…敬子は言ったけど、ちょっと嬉しそう…


敬子はいいなぁ…

私も春樹の働く姿を見たいな…

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