『夢のつづき…』
『こうして二人で歩くのっていいね…』
『……』
『いつもこんなふうに散歩してたんだ…』
『たまにな…』
『私、こっちの方来るのはじめて…いつもこんなに歩いてるんだ…』
『いや…』
『あ…そうなの…』
『可奈と歩いてたら、戻りたくなくなった…』
春樹…自分で言った言葉に照れてる…
『何だよ…』
『いえいえ…今日、夕飯どうする?春樹ん家で食べる?』
『作ってくれるなら何でもいいぞ…』
『じゃ、帰り買い物して行こうね…』