『夢のつづき…』
スーパーに寄って夕飯の材料を買った
黙ってカゴを持ちながら、私の後をついてくる…
そんな春樹がなんだか愛しくて…
私たち二人の姿を見てほしい…
そんな気分だった…
食事中は相変わらず無口なまま…
でもそれも慣れた…
自分でも照れるようなことをたまに言うくせに、普通に聞きたい言葉を春樹はいわない…
だから春樹のことが時々わからなくなる…
食器をかたずけていると、春樹が手を引いてきた…