『夢のつづき…』


隆が気づいた。

『行きたい所でもあったのか…』


『うぅん…いいの…別に…』


気持ちと反対の言葉を言うのは…苦しい…


この先、2人でどこかへ行く予定なんてあるのだろうか…

週末に会うことも…

隆が部屋に来ることも…

電話が来ることも…

私の名前を呼ぶことも…


頭の中で…

ぐるぐる回る…



< 24 / 691 >

この作品をシェア

pagetop