『夢のつづき…』


『オイッ…可奈、どうした!』


隆の声にハッ!とした。


『可奈、オレに言いたいことがあるんだろう…』

隆の声のトーンが低くなった…



…フーッ と大きな深呼吸をすると、隆は何かを切り出そうとした。


…ダメ

…言わないで…


…終わらせないで!


『…隆 !!』


私はとっさに叫んだ。


隆はその声に驚いて、私を見ながらゆっくりと座り直した…


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