『夢のつづき…』
私は敬子に始めから、できるだけ解りやすく話した…
偶然に成田空港にいたこと…
ハワイで助けてもらったこと…
彼の曲だけは知っていたこと…
はじめてスタジオで早川涼だと知ったこと…
でも、同一人物とは信じられなかったこと…
そして…今日、早川涼も私の事を憶えてたと言われたこと…
敬子はうなずきながら、時々驚いた顔をしながらも最後まで話を聞いてくれた…
そして今日までちゃんと敬子に話さなかった事を謝った…