『夢のつづき…』
敬子がだんだんと興奮していく…
この分じゃ何を言い出すかわからないな…
『どうすんのよ…可奈…』
『どうする…って、別にどうも…』
敬子がテーブルを叩く
『ダメよ、運命なんだから…』
えーっっ…
『そんなこと言われても…』
敬子は楽しんでいるようだけど、私は何か違う感覚が頭をよぎって不安になっていた…
『ごめん敬子…私そろそろ帰らなきゃ…夜、春樹が来るから…』
『あっ、そうなんだ…この事、沢村さん知ってるの?』
私は首を横に振った…
『あーそうなんだ、わかった…』