『夢のつづき…』
『運命なんかじゃないよ』
呆れたように言った私に敬子は少しムキになった…
『だってわかるんだもん…可奈も、涼も、何か変だもん…』
『もう…敬子は考えすぎだよ…そんな訳ないでしょ…』
一気にワインを飲み干すと敬子は黙り込んだ…
『あのね、敬子…早川涼のことは正直驚いてるよ…曲を聴いていいな…と思っていた人が、会ってた人なんだから…敬子の言う通り、ある意味運命かもしれない…』
『だから…可奈は…』
『でも、それはそれでしょ…』