『夢のつづき…』


春樹が寝てるのをいいことにそっと私はささやいた…


『春樹が居てくれるから、私はとても幸せだよ…

ありがとう…春樹…

また来ようね…』


少し風が冷たくなってきて、帰ることにした…


『カメラ、持ってくればよかったのに…春樹はプロなんだから…』


『今日は写真撮りに来たんじゃないから…』


『でも二人で撮りたかったな…』


『……』


『まぁ、いっか…私、この場所気に入っちゃった…

春樹、ありがとう…

また、来ようね…』


『それ…さっき聞いた…』


『エッ…ヤダ…』


春樹…起きてたの?

恥ずかしいじゃない…


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