『夢のつづき…』


敬子が小声で言った


『私も…』


二人でクスリと笑った…


『可奈、いつもそんな感じだった?前とイメージ違うね…』


『部署変わってから格好はこんな感じだよ…』


コースで出てくるフランス料理を堪能しながら会話を弾ませた…


今まで話さなかった、仕事の話や学生時代の話…


偶然出会った敬子とこんなに仲良くなるなんて思ってなかった…


あの頃の私は隆と別れて、淋しくて遊んでばかりいた…

そんな時、バーで声をかけてきたのが敬子だった…

どうして一人で飲んでいるのか…


< 296 / 691 >

この作品をシェア

pagetop