『夢のつづき…』
何の仕事をしてるのか…
どこに住んでいるのか…
そんな話はしなかった…
世間話をして時間を埋めてくれた敬子の存在はあの時の私にとって、とても心地よい飲み友達だった…
でも、敬子のおかげで春樹と出会えた…
敬子にはすごく感謝している…
『敬子…あのバー行ってる?』
『あー、「J」?たまに行ってるよ…』
『私、最近は家で飲んでる方が多いから…』
『沢村さんと一緒にいるからでしょ…』
『うん…』