『夢のつづき…』

メニューを見ると、いつも行く店の倍の値段…


『毎回、通える店じゃないね…』


『まあね…』


『敬子、何飲む?』


『二人でワイン頼んでゆっくり飲もうよ…あと、チーズの盛り合わせとか…』


『そうだね…ワインは敬子に任せる…』


『今日はセレブ気分だね…』


『じゃ…可奈、運命にカンパイ…』


私はてっきり、敬子と私の出会った運命にカンパイ…だと思った


敬子はニヤニヤしながら…

『ホントに運命だったら、ここで会えるはず…』

と言った…

< 300 / 691 >

この作品をシェア

pagetop