『夢のつづき…』
少し気になった私は電話に出た


「モシモシ……」


「コンバンハ…」


えっ?男の人…誰?間違い電話?


「あの…どちらへおかけですか…?」


「コンバンハ…一ノ瀬可奈ちゃん…」


「エッ……?」


この声…この呼び方…

まさか…


「オレのこと…わかる?早川だけど…」


「はっ、早川…涼さんですか?どうして、私の番号…」


「敬子ちゃんが教えてくれたんだよ…」


「あ…そうですか…敬子が…」


「あ…ゴメン…こんな遅くに…寝てたよね…」

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