『夢のつづき…』
「は?ハイ…元気ですけど…」
「それなら、いいんだ…雪がキレイだったから、誰かに教えたかったんだ…あと、どうしたかなって…」
「どうした…ですか?」
「ほら…最近、敬子ちゃん一人だから…この前も、可奈ちゃん体調悪いって…」
早川涼の話している事がはじめて耳にすることばかりで、私は答えようがなかった…
「来週末にライブやるんだ…敬子ちゃんから聞いてると思うけど、よかったら来てよ…」
「ライブ、ですか…」
「今夜は遅くに悪かったね…元気そうでよかったよ…」
「あ…いえ、お仕事、頑張ってください…ライブも…」