『夢のつづき…』


翌日

朝方まで降っていた雪は、都会の交通機関を少し困らせることになった


寝不足の上に、いつもより早く家を出ることになった私は、会社に着いても仕事に集中出来ずにいた


昨夜のことが気になっていた私は、昼休みに敬子に電話をした


忙しそうな口調の敬子になんとか夜に会う約束をした


夕方…


私は約束の時間より早めにいつものバーへ行き、敬子を待った…


敬子は時間通りに現われた


『敬子、ごめんね…仕事中に電話しちゃって…』


『平気だよ、それよりこの前は、なんかゴメン…』


とりあえず、飲み物を注文して…

< 351 / 691 >

この作品をシェア

pagetop