『夢のつづき…』
翌日
朝方まで降っていた雪は、都会の交通機関を少し困らせることになった
寝不足の上に、いつもより早く家を出ることになった私は、会社に着いても仕事に集中出来ずにいた
昨夜のことが気になっていた私は、昼休みに敬子に電話をした
忙しそうな口調の敬子になんとか夜に会う約束をした
夕方…
私は約束の時間より早めにいつものバーへ行き、敬子を待った…
敬子は時間通りに現われた
『敬子、ごめんね…仕事中に電話しちゃって…』
『平気だよ、それよりこの前は、なんかゴメン…』
とりあえず、飲み物を注文して…