『夢のつづき…』
私は話を切り出した…
『私の勘違いだったら悪いんだけど…敬子、何かあったよね?』
『……』
『四人で食事した時もそうだけど、その前にここで会った時も様子が違ったし…』
『……』
『言いたくない事なら別にいいよ…ちょっと気になっちゃって…』
『可奈にはわかんないよ…私だって、いろいろあるの…』
『そうなの…』
敬子はこれ以上聞いても答えてくれない様子…
『それよりさ…敬子、来週の週末なんだけど…』
『あー、私、会社関係と飲み会なんだよね…』
『そうなんだ…』
来週…早川涼のライブ…敬子、行かないのか…