『夢のつづき…』


『別に…普通に過ごしてた…可奈は教会に行ったり、ツリー飾ったりするのか?』


『それはないけど…一応、聖なる夜ってことでさ…』


『オレは可奈とゆっくり過ごせればそれでいい…』


『それじゃ、いつもと変わらないじゃない…わかった…イヴの日は、私がクリスマスらしい料理を作って…ケーキを食べて…春樹にはクリスマス・ソングを歌ってもらいます…』


『えっ?オレが歌うのか?』


『はい、決まりね…じゃあその日は私の部屋でいいよね』


『オマエの家には行くけど、歌わないからな…』


『ダメーっ、練習しておくようにね…』


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