『夢のつづき…』
明らかに実家からの電話ではない様子…
『春樹…どうかした?』
『あぁ…いや…』
『私…そろそろ帰るね…』
『そうか…じゃ送るよ…あと、少しおみやげ持って帰るか…』
『日持ちするのばかりだから、春樹と一緒にいただくよ…あと、一人で帰れるから…』
『そうか…じゃ、明日も来いよ…』
『うん…また、明日ね…』
さっきの電話…少し気になったけど、仕事の件か何かだろう…
明日の夕飯は何を作ろうかな…
そんなことを考えながら…白い息が立ち上る方へ目をやると星が見えた…