『夢のつづき…』
そういえば…
敬子…元気かな…
あれっきりになっちゃって…
あのバーに行ってるのかな…
連絡したいけど、早川涼のこともあるし…
こんな師走の時には迷惑かも…年が明けたら電話してみよう…
会社の忘年会も終わり、仕事おさめ…
『可奈…オマエ、実家に帰らなくていいのか?』
『うん…私は実家近いし、いつでも帰れるから…』
『オレはこの間帰ったから、正月はこっちにいるけど…』
『どうしょうかな…年越しは、春樹といたいから、その後ね…』
今年最後の日と来年最初の日を春樹と一緒に迎えるんだ…