『夢のつづき…』


大晦日の夜


天気予報より早めに雪が降り出した…


春樹がお刺身の盛り合わせを買ってきてくれたので、軽くおつまみを作って、ゆっくり飲みながら過ごした…


『なんか…嬉しいな…』


『ん?』


『春樹とこうしていられることが…』


『オレもだよ…』


『春樹と出会って、今日まであっという間だった…時間が過ぎるの早く感じた… 去年の今頃、年が明けたら引っ越しをして、新しい自分になろうと思ってたの…』


『なれた?』


『なった…私、変わったもん…自分でわかる…でも、ほとんどが春樹のおかげ…』

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