『夢のつづき…』
『実はオレもだ…』
『えっ?』
『可奈に出会って、自分が変わった…』
『ホント?お互い変わったんだね…』
本格的に降り出した雪が窓の外を明るくさせる…
『雪…すごいね…見てるのはキレイだけど、初詣に出掛けた人は大変だろうな…』
降り続く雪を見ている私の後ろから春樹が抱きしめてきた
『オレ…眠くなってきた…』
『春樹、眠いの?飲み過ぎた?』
二人、ソファーに座り、私は春樹に寄り添った…
『春樹、少し寝ていいよ…年が明ける時、起こしてあげるから…』