『夢のつづき…』
『春樹ー、明けましておめでとう…』
その人は笑顔で近づいてくる…
『オマエ…どうしたんだよ…』
春樹が彼女のことをオマエと呼んだことも…
彼女が春樹と呼んだこともあって、二人は知り合い?なんだよね…
『あの…春樹…』
春樹への私の言葉を彼女はさえぎった
『何?そんな顔して…あんまり着物姿が似合うからホレ直した?』
彼女は春樹の隣にいる私の存在を完全に無視している…
『もー、どこに行ってたの…私、ずっと待ってて疲れちゃった…』
彼女は春樹の腕に手を回し、私から引き離した