『夢のつづき…』
春樹は私を落ち着かせようと、二人ソファーに座った
私は泣きながら、頭に浮かんだ言葉をただならべるように話した
『春樹は私のこと、どう思ってるの…真理子さんが私のことなんて…』
『何言ってんだ…』
『春樹…だって…言ってくれなかった…海外行く事…真理子さんと一緒に…真理子さんのお姉さんが春樹の愛する人…だから春樹は本気じゃないって…私は何も知らないって…』
ちゃんと伝わったかはわからない…
春樹はうなずきながら私の話を聞いていた
『わかったよ…ごめんな、可奈…ちゃんと話すからオレの話を聞いてくれるか?』
私は春樹を見つめながらうなずいた