『夢のつづき…』


『でも、オレは可奈と出会った…オレは可奈のことが好きになった…』


『春樹…』


『オレの勝手だけど、決めていたんだ…アイツの…瞳の三回忌まではって…』


『三回忌…って、あの時の喪服は瞳さんの…』


『ああ…可奈には黙っていて申し訳ないと思ってたよ…でも、可奈と出会ったのは運命だと思うし、だからと言ってそんなこと言ったら可奈が不安になるだろ…』


『私…以前に部屋で写真を見た時、春樹と一緒に写っている人を見たの…綺麗な人だった…』


『三回忌の後、瞳の両親に話したんだ…これからのオレの生き方を…瞳と一緒になってたら、親になる人だから正直に話したよ…可奈のことも…』


『私のことを…』


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