『夢のつづき…』


『瞳の両親も賛成してくれたよ…実家が近いからその付き合いはこれからもあると思うけど…』


そうだったの…だから春樹…


『可奈を部屋に泊めなかったのは、それでなんだ…ごめんな…オレも男だから自信なくて…』


そうだったのか…

この世にいない人を今でも想っているなら、私は太刀打ちできない…

でも、春樹は私とのこれからを選んでくれたんだよね…


『海外の仕事はずっとやりたかったんだ…以前も行ってたんだけど、短期間では出来ない事がやりたいんだ…挑戦しようと思ったのは、可奈のおかげだよ…』


『私の…?』


『可奈と過ごすようになってから、昔の夢を叶たいと思ったんだ…』


『春樹の夢…』


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