『夢のつづき…』
「もう、朝ですね…」
「おっと…ごめんね…可奈ちゃん大丈夫?オレ、時間忘れてたよ…」
「結構、話しちゃいましたね…」
「ホントだね…不思議だよ…可奈ちゃんと話してると癒される…」
「そ、そうですか…」
「うん、なんかね…また電話していいかな…」
「え…あ…どうでしょう…いい…ですけど…」
「ありがと…じゃ、またね…」
なんで涼は私に電話を…
私と話すと癒されるから?
気を使わずに済むから?
どうでもいい話が出来るから?
プライベートなことを聞いてこないから?
涼にとっては暇つぶしかもしれないけど…