『夢のつづき…』
「いつまで、その場所にいるの?」
「本当は明日、移動する予定だったんだけど、悪天候で撮りたい場所に行けてないんだ…明日、もう一度、その場所に行って…明後日には別の所に行く…」
「また別の山に登るの?」
「いや…次は有名な世界遺産の場所だよ…写真撮って送るから、どこか当ててごらん…」
「そこはちゃんと連絡とれる所?写真、本当に送ってくれる?」
「ああ、連絡はいつでも出来るよ…写真と言えば、この前、二人で撮った写真、現像したよ…」
「あ…あの時の…私、早く見たい…それだけでも先に送ってほしい…」
「すぐ送るから…すごく良く撮れてるぞ…」