『夢のつづき…』
声が聞こえるのに…
こうして話しているのに…
遠い所にいるんだね…
春樹は元気そうにしてるのに…
すごく心配で…
すごく不安…
「どうした、可奈…」
「う…ん」
「何かあったのか…」
淋しい…会いたい…
今すぐ帰ってきて…
そんなこと…言えない…
春樹は知らない場所で知り合いも居ない中、頑張って仕事してるのに…
「春樹の声が聞けて…嬉しくて…」
「可奈…淋しい思いさせてごめんな…」
「春樹…」
「オレも可奈に会えなくて淋しい…だから、決めた…」