『夢のつづき…』
春樹は、現地のガイドさんが同年代で気が合うこと…
はじめて食べた料理のこと…
マリコとは会ってないこと…
星を見ながら私を思い出していること…
いつまでも…春樹と話していたい…
でも、ここは我慢…
春樹は私に合わせた時間で電話をしてくれてる…
きっと仕事の準備もあるだろう…
「春樹…ちゃんと休んで明日に備えて…」
「ああ…」
「明後日には、また連絡とれるんだよね…」
「そうだな…遅い時間でもいいなら、電話するよ…」
「うん、無理はしないでね…春樹の仕事が優先なんだし…」