『夢のつづき…』
「可奈も、風邪とかひかないようにな…あんまり飲み過ぎるなよ…」
「うん…」
「また連絡するから…」
「うん…」
なかなか電話が切れない二人…
「春樹から切って…」
「わかった…」
「じゃあな…」
「うん…」
「可奈…愛してるよ…」
愛してる…
はじめて春樹が言ってくれた…
だから…この言葉が私にとってどれほどの威力があるか…
私も…愛してる…
どんなに離れていてもこの気持ちだけは真実だから…
遠い異国にいる恋人は永遠の言葉をくれました…