『夢のつづき…』
朝早く、敬子は帰った
私は…
会社を休んでしまった…
こんな気持ちで仕事なんて出来ない…
弱い自分はわかっている…
大人として…社会人として…仕事はしないと…
そう思っていても、やっぱり無理だった…
春樹の無事だけでも確認できれば…
私に何か出来ることは…
ただこうして家で連絡を待っているだけなんて…
どこに連絡すれば春樹のことわかるの?
春樹のいる国は…言葉は…
私…何も知らない…
心配しているだけ…
何も出来ないでいる…