『夢のつづき…』
わからない…
何をすればいいのか…
何を考えればいいのか…
春樹を思って、自分が崩れてゆくのが怖い…
でも…
春樹を思いたい…
春樹を感じるところに行きたい…
『私…春樹の部屋に行ってくる…』
『一緒に行こうか?』
『ひとりで行かせて…平気だから…』
『私、ここで待ってるから…』
『うん…』
春樹のマンションまでの道のりをゆっくり歩いてゆく…
何度も歩いた道…
マンションが見えると私の足は自然と急いでいた…