『夢のつづき…』
第五章
運命の人
また今日が始まる…
頼りない毎日はいつまで続くのだろう…
朝起きて…
会社に行って…
一人部屋で夜を待って…
眠りにつく…
みんなそれぞれ生活している…
いろんな事があって…
いろんな事をして…
いろんな事を考えて…
今の私は…
朝の眩しい光も…
人混みの街中も…
夜中に響くサイレンも…
ひとりを感じて、心細さに怯えてしまう…
何よりも大切なものを失った私は…
その度に思い知らされる…
ひとりでは…
生きてゆけないと…