『夢のつづき…』


私は自分の名前と生年月日だけ記入した


占い師にしては、地味な人だな…

指定された個室に入ると、中年の女性が座っていた…


『何を占いますか?』


『えっと…』


占い師は、名前と生年月日しか書いてない用紙を見ながら言った…


『聞きたい事はありますか?悩み事でもいいですよ…』


聞きたい事…


『私は…どうなりますか…』


『あなたの未来を占えばいいかしら…』


私の未来…


『はい…』


占い師は穏やかに頬笑むと占いを始めた…


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