『夢のつづき…』


私はいつの間にか、春樹のマンションに来ていた…


部屋の明かりを点けて…


『ただいま…』

と言ってみる…


そのままになっている春樹の部屋…


ベットの下にある、写真の入った箱を開ける…


春樹の撮った、たくさんの写真を手に取る


『すごいね、春樹…こんなに素敵な写真を撮るなんて…』


私は独り言を言いながら、箱を開けては写真を見た…


『これは朝焼けがキレイだね…この写真もステキ…ここは、どこかな…ねえ…教えてよ…春樹…』


春樹…

どうして…


涙って…無くならないのかな…


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